骨髄ドナー記事の更新について

骨髄ドナーの記事の更新について、
現在の状況を簡単にご説明いたします。
現在、最終の術後検診のところで止まっており、
その後がしり切れになっているのではないか、という話があります。
実は、術後検診で、体調の不良と腰痛があり、
再検査をすることになっているのですが、
現在、仕事が繁務でなかなか再検査にいけない状況です。
そんなわけで、Blogの記事が、リアルな時期に追い付いてしまい、
記事が更新できない状況になっています。
また、再検査などがあれば、適宜更新していきます。
ただ、Blog等で時期などがあまりリアルにわかってしまうと、
財団との約束事である、個人の特定に結び付いてしまうので、
できるだけ早く更新はいたしますが、恣意的に若干の投稿時期の
修正をしていきたいと思います。
お読みいただいている方には、申し訳ありませんが、
よろしくお願いいたします。
m(__)m

ドナーになる21(術後検診)

(術後検診)
● ○月○日(通知から119日目)
手術後2週間から1ヶ月後に、術後検診があります。
私の場合は、仕事の関係があり約3週間後となりました。
術後検診の内容は、血液検査と手術跡の検査と聞いていたのですが、
血液検査、胸部?のレントゲン、心電図の検査でした。
数値的にはだいぶ回復していたのですが、
身体のだるさ、疲れやすさ、腰の鈍い痛みが、未だひいていないことから、
もう一度検診を受けることとなりました。
コーディネータからは退院後、週に一度程度の電話があり、
体調などの確認があります。

ドナーになる20(社会復帰後)

(社会復帰後)
● 退院から数日
毎日、目に見えて、身体が楽になる。
思ったよりも回復ははやい。
でも、できれば、退院後3日くらいは、
家で静養しとく方がいいと思う。
(現実にはなかなか難しいでしょうけど)
私の場合は、腰の痛みよりも、貧血気味の状態がつらかったです。
確信はありませんが、睡眠をとることで、回復が早まったように思います。

ドナーになる19(社会復帰)

(社会復帰)
● ○月○日(通知から101日目)
土曜日に退院。
日曜日は休息し、月曜からは仕事。
いきなりの社会復帰である。
朝から予定が入っている。(入院前に自分でいれたのだが・・)
なかなか、思うように身体が動かず、結構しんどい。
いつもよりだいぶゆっくり歩くが、すぐに息切れしてくる。
血が薄いのか・・・入院で体力が落ちたのか・・・。
採取から2週間で血は戻り。
一月で骨髄液はもとに戻るそうである。

ドナーになる17(採取翌日)

(採取翌日)
● ○月○日(通知から98日目)
やはり6時過ぎに目が覚める。
手術当日の腰の痛さは、ケガ的な痛さだったが、
今日は重たい痛さに変わっている。
たぶん、この重たい痛さをしばらく我慢しなくてはいけないのであろう。
針を刺した箇所はさすがに触れると痛い。
朝から血液採取、体温測定、血圧測定など。
退院後の検査(術後検診)の日程を決める。
朝ごはんは小さなパン2つと牛乳、正直少ないかと思ったが、
ちょうどよかった。
体のだるさは抜けず、横になってはうたた寝の繰り返しである。
頻繁に検診などの巡回があるので、そのたびに起きては、うたた寝である。
昼から外出可能ということなので、昼食後、駅前を散策することにする。
ただ、病院から出た瞬間から足が重たいことに気がつく、
とても普通には歩けない、お年寄りにも抜かれていきながら、駅前の本屋で
本をみてみる。
でも、立っているだけでもしんどい。
結局、30分もしないままに病院にもどり横になる。
(こんな状態で、来週仕事に復帰できるのか・・と、言う前に、既に月曜から予定が埋まってる(;;))
せっかくなので、ノートパソコンで文書を作成したり(この文書もその一部)、
現在趣味でやっているシミュレーションの分析などをしてみる。
身体はしんどいが、思考は大丈夫のようで、結構進む。
ただ、2時間もやっていると、身体がしんどくなる。
結局、夜までパソコンを触ったり、本を読んだりで一日が終わる。
いよいよ明日は退院だ。
短い入院生活だったが、本当に健康がありがたいと思う。
普通に朝起きて、朝食をとり、出勤・・の毎日が、ありがたいと思う。

ドナーになる15(入院当日)

(入院当日)
● ○月○日(通知から96日目)
午前10時にコーディネータと待ち合わせ、入院の手続きをする。
おもったよりゆったりした部屋である。
結構、寝るときに物音などに敏感なのでありがたい。
ベットは・・普通の病院のベットである。
テレビも置いてあり、本当に助かる。
入院の備品の準備をしていると、
担当の医師、麻酔科医、看護師などの挨拶などを受け、血液検査などをする。
手首にはIDバンドをつける。
手術や検査など、すべてこのバンドをスキャンしてから行うそうである。
手術の時にはくパンストのサイズ測定なども行う。
(エコノミー症候群予防らしい)
食べ物は午後9時まで、飲み物は手術当日の明日午前5時まで可能とのこと。
夕食は普通食というもので、普通のご飯である。
昔に入院食をみたことがあるが、だいぶ進化したようである。
夕食までは、各科の医師や看護士などの出入りがあり、バタバタするが夕食後は時間があく。
明日の朝には手術、全身麻酔からちゃんと目が覚めるのか・・不安が渦巻く。
とりあえず、遺書だけ書いとく。
夜は寝る前に、下剤を飲んで、手術当日にはおなかを空っぽにする。
夜は、11時前に就寝する。
不安と環境の変化から、何度も目が覚める。

ドナーになる14(入院準備)

(入院準備)
● ○月○日(通知から95日目)
入院準備があり午後6時に退社。
やはり直前にならないと準備できない。
着替えなどは暖かくなっていることから、思うほどスペースはとらないが、
パソコン関係が、着替えなど以上にスペースをとってしまう。
結局、45リットルのリュック(3泊程度の登山用リュック)につめる。
電車でも結構浮くだろな・・
まさか入院に行くとは見えないだろし・・。

ドナーになる13(第2回自己血採取と検査等)

(第2回自己血採取と検査等)
● ○月○日(通知から87日目)
前回と同様にハカリで400cc抜く。
今回は定量ですんだようだ。
医師から、鉄分の薬は無理して飲まなくてよいとの回答をもらったので、
薬はやめることにする。
麻酔科医との面接があり、いろいろと説明を受ける。
私は前歯の1本が差し歯で、もう1本も根元で折れているので、
その旨を伝える。
全身麻酔なので、肺まで管を通して呼吸をサポートするが、
それをはずすときに、たまに歯にあたり折れたり、グラついたりすることがあるらしい。
次に、耳たぶを切って、止血するまでの時間を計測する検査を受ける。
きっと耳たぶは切っても痛くないから、止血検査に耳たぶを使うとおもっていたが・・
いっ痛い・・すごく痛い・・、普通に注射するよりはるかに痛い・・なんで耳たぶで・・。
とりあえず、普通に止血したようなのでよかった。
いよいよ、次に来るときは採取のための手術である。
私の相方は、今の時期には、放射線や薬で骨髄細胞が破壊され、
自分で血液を作れない状態になり、無菌室で私の骨髄液を待っていることだと思う。
私の不注意が一人の命を失わせてしまうこともありうることから、
日常生活でも十分に注意をしていかなくてはならない。

ドナーになる12(鉄分補給薬の副作用)

(鉄分補給薬の副作用)
● ○月○日頃(通知から80日目)
第1回の自己血採血時にもらった鉄分の薬を服用すると、
すさまじく気持ちがわるくなる。
吐き気と便秘とそれに伴うむかつきがひどい。
気分が悪くなるかもしれないとは聞いていたが、
日常生活に支障が出るくらいしんどい。
一日置きに飲むようにするが、やはりしんどい。
日頃薬を飲まないので、副作用はきつい・・・

ドナーになる11(第1回自己血採取)

(第1回自己血採取)
● ○月○日(通知から75日目)
400ccの血を採取する。
献血センターのような設備をイメージしていたが、
病院のベットに横になり、普通のハカリの上に採取のバックをおいて
血を自然落下で抜いていく。
ちょっと採りすぎでない?と思ったけど、自分に返ってくるので、
よしとする。
400ccは軽くオーバーした量を採ったので、すこしふらつく。
当然、飲み物のサービスがあるわけでもなく、スポーツ飲料を2本買い、
一気飲みする。
血液をつくるための、鉄分の薬が処方される。