AcerPower1000のCPUをBE2350に載せ換え

我が家のリビングPCである「AcerのPower1000」は、
CPUがSempronの3200+というものが載っている。

35wという省電力で動作し、Vistaも一応起動できる。
購入と同時にメモリを1Gにしており、完全に起動すると
普通には使えるのであるが、Vistaが立ち上がってから、
2,3分は後ろで起動準備をしており、完全起動後も複数のアプリを起動すると
どうしてもつっかえ感がある。
そんなわけでCPUをもうすこし快適なものに変えたいと思っていたが、
やっと最近になって、自作システムの大修正が終わり(これについては別投稿します)、
昨日は仕事も6時位には会社を出ることができたので、早速京都ソフマップへCPUを買いに行く。
CPUはアスロン系でDualコア、消費電力は最高65W、できれば45W、予算は10k円。
実際に行ってみると、アスロン系のCPUは半分以上が先ほどの条件に合致している。
いろいろと総合勘案して、BE2350を8kで購入する。
TDPは45Wで2.1GHzで動作し、当然にDUALコアである。
また、キャッシュも増えており相当な処理能力の向上が見込まれる。
いつもならたらたらと文書を書くところであるが、
今回は載せ替える時に、子供たちに見せながら、デジカメで経緯を撮ったので、
手順をUPしていきたいと思う。
最初にお断り、この記事を見て作業をされて、パソコンを故障させたりしても、
当方では責任を負いかねますので、される場合は自己責任でよろしくお願いします。
(当然のことなんですが、それでもクレーム送ってくる人がいてます(--;)
まず、念のためデータ等のバックアップをとっておきます。
各ケーブル類をはずし、本体のみにしておきます。
また、静電気などで部品を破損しないように放電しておきます。
(蛇口をさわるなど)
1 本体の側面鉄板をはずす
 裏のねじを一つはずすと、スライドするので簡単にはずせます。
 はずすとこんな感じです。

2 ドライブ系をはずす
 ハードディスクの横にねじが一つあるのではずしておきます。
 ハードディスクとDVDドライブは取っ手付きで簡単にはずせます

 ここで注意してほしいのは、DVDドライブのケーブルが薄いペラペラケーブルなので
 誤って傷などを付けないようにします。
 (私のははずした段階でケーブルの端が切れそうになってました。(–;)
 DVDドライブはコネクタを跳ね上げるとはずれるようになっています。
 ハードディスクドライブは普通のSATAなケーブルですので、両方ともはずしておきます。

3 ヒートシンクをはずす
 ヒートシンクは画像の左下に、たくさんのフィンがついている部品です。
 4つのネジで留まっています。
 ゆるめてはずすだけですが、CPUが冷えていると、CPUとヒートシンクがシリコングリスで
 くっついているので、すこし力をいれないといけません。
 でも、勢い余って他の部品などを壊さないように注意。
 これが一番難関かも。(と、いってもしれてますが・・)

 すさまじく少量のシリコングリスでした。
 でもこれくらいがちょうど良いのでしょう。
 ついつい塗りすぎてしまいます。
4 CPUを載せ換える。
 CPUはソケットに載っかっているので、右にあるレバーを上げると浮いてきます。
 そっと指先ではずします。
 いよいよ新しいCPUの載せ換えです。

 箱からCPUを取り出し、ソケットに載せます。
 右下にマークがついているので、方向を間違えないように注意します。
 軽く上下左右に動かして位置を調整すると、コトっとおちます。
 レバーを下にさげてロックします。
 シリコングリス又は熱伝導シートなどを載せます。

5 もとにもどす((^^;)
 今までの逆の順序で取り付けます。
 ヒートシンクは4つのネジで締めますが、タスキで締めていく方がよいでしょう。
 右上、左下、右下、左上・・と、少しずつ締めていきます。
 いきなり、一方だけをしめてしまうと、CPUに偏った力がかかり、最悪の場合CPUが
 かけてしまいます。
 また、シリコングリスの場合は、すこしずつのびていくので、上から均一に力が
 かかる方がよいでしょう。
 ネジの数は少ないので、くみ上げたらネジがあまってる・・ということは
 おきにくいと思います(^^;
組み上がるとおもむろに電源をいれてみます。
何事もなかったように立ち上がります。
「新しいデバイスを見つけました」と表示され、デバイスの設定をして再起動します。
これでCPUの換装は終了です。
作業時間は15分程度、途中で説明をしたり、デジカメをとったりしていたので、
実作業は10分くらいでできると思います。
効果は予想どおりで、快適な環境になりました。
やはりDUALなので、起動直後のバックグラウンドの作業中でも、
普通に使えます。
また、どうでもいいことですが、起動の時に起動音が途切れることがありましたが、
それもなくなりました。
自己責任ではありますが、非常にコストパフォーマンスの良い改造だと思います。
是非、お試しください。
また、不明な点などありましたらRESいただければ、分かる範囲でお答えします。

「AcerPower1000のCPUをBE2350に載せ換え」への3件のフィードバック

  1. 僕もAP1000 XP3です。
    パフォーマンス低下に悩んでるんですが(Athlon64 3500+)初心者ゆえにメモリー交換のときに2回も壊してしまいました。
    同じ京都らしいんですのでもしよろしければやっていただけませんか

  2. こんばんは、AP1000は本当にもっさり感があって厳しいですね。
    実は半年くらいしてAP1000自体はマザーボードの不良で、
    起動できなくなりました。
    そんなこともあり、私自信パソコンいじりは素人ですので、
    人のパソコンを改造するようなスキルは無いと思っています。
    自己紹介にも書いたように、事務系サラリーマンで毎日午後11時くらいの帰宅になりますし、なかなか時間も思い通りにならないのです。
    アドバイスできることがあれば、させていただきますので、
    またコメントいただければと思います。

  3. 初めまして、樋口と言います
    Acer Power1000に「Athlon X 5050e SoketAM2」を換装された事を知り、昨日ネットで注文して、同型PCに先ほど換えて完了しました。換装後のプロセッサー スペックも4.9とアップしてかなり早く作動する体感を得ました。
    メモリーは2.5乗せてますので、グラフィック以外はいずれも5になっています。
    ありがとうございました

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